〜90's leather shirt jacket
よく古着で見かけるgenuine leatherの文字。
ジェニュインレザーと読みますが、本革には変わり無いのですが
案外どういった品質かと言うのは知られていないかなと思いますのでそちらのウンチク踏まえて紹介していこうかなと思います。
先ず品質の差で
Genuine leather(ジェニュイン・レザー)
Top-grain leather(トップグレイン・レザー)
Full-grain leather(フルグレイン/レザー)
と表記が別けられています。
上から順に下に行けば革質のランクが上がっていくのですが
単にじゃあジェニュインレザーが悪いってわけではなく
トップレインレザーは例えば鞄や財布など衣類より強度の必要な小物に使われていたり
メゾン系のレザー商品に使われていることが多く
フルグレインレザーはドレスシューズやミリタリー物で言えばG-1なんかがこのレザーを使われてることがあったりと用途によって使い分けられているって感じです。
同じミリタリーでもA-2やB-3なんかはジェニュインレザーを使われてるのですがこれは
こちらのほうが柔らかく加工しやすいって特徴と同レザーの中でも薄く鞣しやすいって特徴から来てると言われています。
ちなみにジェニュインレザーはより加工しやすいこと(より安価なレザーに高級感を持たす意味合いもあります)から染色もしやすいと言われておりそういった事からデザイン的な幅を持たせる意味でも衣服にはこのレザーが使われることが多いとされています。
更に言うとジェニュインレザー=牛みたいなイメージがあると思いますが
上記読んでいただいたら分かる通り革のランク分けですので牛革だけではないって事はわかっていただいたと思います。
ここでやっと商品の説明ですがこちらの商品豚革のアイテムとなっております。
日本では、豚革というと牛革や馬革と比較した時にランクの低い革とされている傾向がありますが、実は、ヨーロッパでは高級な革素材として認知されています。
ヨーロッパで豚革は、特に鞄の素材として最も理想的だと考えられていて、HERMES、GUCCIといった高級ファッションブランドの革製品には昔から豚革が使われています。
豚革は、牛革より軽くて通気性が良く、摩擦に強い丈夫な革ってのが特徴となってます。
豚革の最大の特徴は、銀面にある細かな凹凸と、3つ一組で三角形に並んでいる(∴のように見える)独特の毛穴模様です。
この独特の毛穴模様があることで通気性が良くなっていますが、同時に良くも悪くも豚革ということがすぐに判断可能です。
こうした一目でわかる特徴が影響している為か日本ではあまり評価が高くありません。
もっと言うとタンニン鞣しなのかクロム鞣し(タンニンかクロムはまたの機会に)かでアメ豚かピッグスエードと見た目も変わります。
こちらはピッグスエードの1枚となっていますがサンドペーパーで毛穴を起毛させおり
牛革に負けない手触りとなっています。
同商品ですが革質もよく
また状態もすこぶる良いのでこの時期サラッと羽織って頂ければと思います。
着丈 74.5cm
肩幅 52cm
身幅 63cm
袖丈 65.5cm
商品状態 A
S・・・新品未使用/デッドストック
A・・・使用感などもあまり無く比較的綺麗な状態
B・・・使用感はあるが目立ったダメージや汚れが見られない状態(通常の古着の状態)
C・・・使用感がやや強いor部分的に目立ったダメージや汚れがある状態
D・・・全体的に状態が悪いが使用するには問題はない状態
あくまでも主観での基準になりますがご参照下さい。
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古着商品の場合、使用感・ヨゴレ等ある場合があります。
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